WordPressブログで最初に絶対やるべき2つの設定
WordPressブログで記事を書き始める前に、必ずやっておくべき設定は以下の2つです。
- SSL化の設定をする
- パーマリンクの設定をする
SSL化とパーマリンクとは何か、具体的な設定方法について次に解説していきます。
レンタルサーバーはロリポップで契約、テーマはCocoonを使用する方法を解説したこちらの記事の続きになります。
今回も私がブログを始める時に参考にさせて頂いた、金子晃之さんのYoutube動画を引用し解説をしていきます。
SSL化の設定をする
SSL化というのは、ブログへアクセスしたユーザーの通信を保護するセキュリティの1つです。
Googlechromeで作ったばかりのあなたのブログのアドレス欄を見ると、「保護されていない通信」と出ていると思います。

この状態ではせっかくブログに来てくれたユーザーに不安を与えてしまうため好ましくありません。
GoogleもSSL化を推奨しているので、SEO対策としても最初に設定しておきましょう。
SSL化の設定① ロリポップでSSL化を有効にする
まずはロリポップ公式サイトから専用ページへログインをしましょう。
ロリポップ公式サイト引用元:ロリポップでWordpressを使って簡単にHP・ブログを作成する方法【同時インストール使い方】
SSL化を行っていない状態でユーザー専用ページにログインすると、「独自SSLが設定されていないため、守られていないドメインがあります」と表示されています。
引用元:ロリポップでWordpressを使って簡単にHP・ブログを作成する方法【同時インストール使い方】
ユーザーの個人情報を扱うサイトでなければ無料版で構わないので、「無料独自SSLを設定する」をクリックしましょう。
あなたの独自ドメインが表示されたら、チェックボックス2ヶ所にチェックを入れて「独自SSL(無料)を設定する」をクリックします。
引用元:ロリポップでWordpressを使って簡単にHP・ブログを作成する方法【同時インストール使い方】
ドメインの状態が「SSL設定作業中」となったら、後は待つだけでOKです。
ユーザー専用ページを更新すると、設定が完了したか確認することができます。
SSL保護が有効化したら以下の画像のように、「SSL設定作業中」と表示されていた部分が「SSL保護有効」に変わります。
引用元:ロリポップでWordpressを使って簡単にHP・ブログを作成する方法【同時インストール使い方】
これで、ロリポップのユーザー専用ページで行う作業は終了です。
SSL化の設定② WordPressでブログアドレスをhttpsに変更する
WordPressでも設定が必要なので、左にあるメニューの中から「設定」をクリックしましょう。
以下の2項目のフォームに既に入力されている「http」の後ろに「s」を追加入力してください。
- WordPressアドレス(URL)
- サイトアドレス(URL)

入力できたら、下にスクロールすると出てくる「変更を保存」ボタンをクリックします。
するとWordpressログイン画面に切り替わるので、ログインしましょう。
ログインするとアドレス欄の「保護されていない通信」と表示されていた部分がロックマークになり、SSL化の完了です!

パーマリンクの設定をする
パーマリンクとは、投稿する記事URLのことです。
WordPress左メニューにある設定からパーマリンクを選択し「投稿名」を選び変更を保存してください。

この設定にしておくと実際に記事を作成する時に、URLの後半部分を自分で決めることができるようになります。

パーマリンクは、シンプルで記事内容が分かりやすいローマ字を使用することをGoogleが推奨しています。
SEOにパーマリンクが大きな影響を与えることはないと一般的に言われていますが、特にこだわりがなければGoogle推奨のやり方で設定することをおすすめします。
パーマリンクの決め方
パーマリンクは、ページに訪れたユーザーがURLを見た時に、何のことが書いてあるページなのかが分かるような英単語やハイフン(-)を使用するといいでしょう。
パーマリンクを変更しないと投稿名そのままの日本語が入ると思いますが、基本的に日本語は使わないでください。
パッと見て分かりやすい英単語で、シンプルになるようにパーマリンクを決めましょう。
最低限やっておきたい初期設定6選
次に紹介するのは、ブログの外観を整えたり、効率的にブログ運営するために必要な初期設定です。
あなたのブログに訪れたユーザーが見やすいデザイン、Googleに評価されやすいブログにするため、最低でも以下の6つは設定しておきましょう。
- 初期プラグインを削除する
- WordPress本体/テーマ/プラグインを更新する
- サンプルページを削除する
- Cocoonのスキンを選ぶ
- ブログタイトルの設定をする
- 問い合わせフォームを設置する
初期プラグインを削除する
WordPressには最初から「Hello Dolly」というプラグインがインストールされています。

このプラグインはブログ運営において完全に不要なものなので、削除してOKです。
プラグインとは?
プラグインとはWordPressをさらに便利に使えるようにするための拡張機能のことです。
WordPressには最初インストールされているプラグインがいくつかあります。
セキュリティの強化や記事をバックアップする重要なものから、文章を書くときに簡単に装飾できるようにするものなど様々なプラグインがあります。
導入も簡単で便利なプラグインがたくさんありますが、プラグインをWordPressに入れすぎると次のようなトラブルが起こる可能性が高くなります。
初心者のうちは「プラグインはあれこれ入れず必要最低限にする」と覚えてもらえればOKです!
WordPress本体/テーマ/プラグインを更新する
WordPressやテーマが更新できるようであれば、最初に更新を済ませましょう。
左メニューにあるダッシュボードの「更新」をクリックします。
「WordPressの新しいバージョンがあります」と表記があれば、「今すぐ更新」をしてください。
引用元:WordPress初心者使い方・始め方【ホームページ・ブログ作成】
WordPressの更新が終わったら、プラグインを更新しましょう。
引用元:WordPress初心者使い方・始め方【ホームページ・ブログ作成】
最後にテーマも必要であれば更新します。
引用元:WordPress初心者使い方・始め方【ホームページ・ブログ作成】
すべての更新が完了すると以下のような状態になります。

WordPressは自動更新をオフにしよう!
WordPressは機能改善やセキュリティ強化のため、定期的に更新が行われます。
しかし、この更新でバグが生じWordPressが正常に動かなくなってしまうことが稀に起こります。
更新は必ずするべきですが、トラブルをなるべく避けるため、WordPress更新の流れは以下の方法がおすすめです。
- WordPressの自動更新はオフにする
- 更新するように通知がきたらX(旧Twitter)で情報収集する
- 特に話題になっていなければ手動で更新!
自動更新の設定はダッシュボードの更新から以下のように行いましょう。

「メンテナンスリリースとセキュリティリリースのみの自動更新に切り替えます」をクリックすると、自動更新がオフになります。
上記の設定にしておけば、更新のタイミングで通知が来ます。

この時、すぐに更新をしないでください。
もしWordPress更新で問題が起きると、Xで発信してくれるブロガーが必ずいます。
もし更新が原因でエラーやトラブルが起きたという人が多ければ、自分が更新するのは一旦待ちましょう。
トラブルが起きた人が多いと、その点が修正されたWordPressの更新が再び来ます。
それからもう一度Xで様子を見てから更新をすれば、トラブルに会う可能性は低くなるでしょう。
サンプルページを削除する
サンプルページは、WordPressに最初から投稿されている記事のことです。
必要ないので削除しておきましょう。
引用元:WordPress初心者使い方・始め方【ホームページ・ブログ作成】
投稿からゴミ箱に移動すると削除完了です。
Cocoonのスキンを選ぶ
今回解説しているテーマはCocoonですが、Cocoonの中にはブログの基本デザインであるスキンが100種類近く含まれています。
色やブログの見た目、記事を書く時の目次や見出しのデザインなどがスキンによって異なるので、最初に決めておくことをおすすめします。

ブログタイトルの設定をする
ブログのタイトルは文字か画像で設定することができます。
文字でブログタイトルを設定する方法
設定から「サイトのタイトル」に入力します。

キャッチフレーズを付けたい場合は「キャッチフレーズ」も入れ、変更を保存します。
どんな風に表示されているか確認する時は、実際に自分のブログを開いてみましょう!
画像でブログタイトルを設定する方法
Cocoon設定のヘッダーからブログタイトルの部分を画像に設定することができます。

ヘッダーロゴの「選択」を押すと、自分のパソコンのフォルダが開くので、設定したい画像を選んで「変更を保存」しましょう。

「変更を保存」ボタンは下へスクロールすると出てきます。
問い合わせフォームを設置する
WordPressには問い合わせフォームを作成する機能が備わっていないため、『Contact Form 7』というプラグインを使用します。
問い合わせフォーム設置までの流れは下記の3ステップです。
- プラグイン『Contact Form 7』をインストールし有効化する
- 『Contact Form 7』の設定を行い保存する
- 固定ページにお問い合わせフォームを設置する
プラグイン『Contact Form 7』をインストールし有効化する
最初にプラグインから「新規プラグインを追加」を選択し、『Contact Form 7』と入力してください。
| コピー用 |
|---|
| Contact Form 7 |
「今すぐインストール」をクリックし、少し待つとボタンが「有効化」に変わります。

「有効化」をクリックしたらプラグインのインストールは完了で、左側に「お問い合わせ」のメニューが追加されます。

『Contact Form 7』の設定を行い保存する
最初に問い合わせフォームを作成します。
メニューにある「お問い合わせ」の「新規追加」をクリックしましょう。
タイトルには分かりやすいように「お問い合わせ」と入力します。

その他はデフォルトのままでOKなので、そのまま左下にある保存ボタンをクリックしましょう。
保存するとショートコードが表示されるのでコピーしてから次の設定へ進みます。

固定ページにお問い合わせフォームを設置する
次に固定ページに問い合わせフォームを設置する作業を行います。
左メニューの固定ページにある「新規固定ページを追加」をクリックし、以下のように入力してください。

- タイトルは「お問い合わせ」と入力
- 本文にコピーしたショートコードを貼り付ける
- パーマリンクを「contact」に変更する
タイトルと本文、パーマリンクを入力したら、右上にある「公開」をクリックします。
これで問い合わせフォームは公開されましたが、まだ設置していないのでブログ上のどこにもない状態です。
ブログへの設置は、左メニューの「外観」にある「メニュー」から行います。

メニューでは以下のように入力をしてください。
- 「メニュー名」に「フッターメニュー」と入力する
- 「メニュー設定」は「フッターメニュー」にチェックを入れる
- 「メニューを作成」をクリックする

上記設定ができたら、「メニュー項目を追加」にある「お問い合わせ」にチェックを入れ、「メニューに追加」をクリックして完了です。

あなたのブログのフッター(一番下)に表示されているか確認してみましょう!

フッターにはサイトマップの設置も必要です。
詳しくは以下の記事をご覧ください。
Googleアドセンスに合格するために必要な設定とは?
この記事で紹介した8つの設定は、あくまで最低限やっておく初期設定です。
さらに以下の設定をすることでGoogle好みのブログになり、Googleアドセンスに合格しやすくなります。
Googleアドセンス合格に向けたブログの作り方、合格しやすい記事の書き方については別途記事を作成中です!
まとめ
WordPressで記事を書き始める前に、必ず以下の2つの設定をやっておきましょう。
次にやっておきたい最低限の設定は、以下の6つです。
ここまで完了したら、記事を書き始めてから設定関連で後悔するようなことはないでしょう。
Googleアドセンスの審査にチャレンジする時は、さらに以下の設定をする必要があります。
Googleアドセンス合格に向けた設定については、別の記事で詳しく解説予定です。












